股関節まわりの筋肉が固いと、股関節はもとより、膝、足首、腰に負担がかかり、痛みや張りといった症状として現れます。膝、大腿、股関節、腰背部の緊張を緩和したい時には、トータルヒップを使い多方向へストレッチをかけて動かすことで効果を上げることが出来ます。
トータルヒップは、レバーを回転させ負荷の方向を変化させることで、複数の部位にストレッチをかけることが出来ます。また台の高さの変更やパッドの調整によって、さまざまな方の骨格に合うセッティングが可能です。もちろん軽い負荷で動作出来るので可動域制限が多い方に有効です。
股関節の固さは腰、膝などの怪我のリスクと関連性が高く、また股関節は球関節であり、多方向へ動かすトレーニングが必要です。競技において骨盤を効率的に使う為には、身体の構造上、股関節の柔軟性が必須といえます。
股関節の動きを向上させるトレーニングはある程度の可動域を確保しながら反復練習を行う必要があり、トレーニングマシンには可動範囲広く低抵抗という要素が求められます。
ホグレルのトータルヒップは、可動範囲が広くさまざまな方向に低負荷を掛け、股関節本来の柔軟性を取り戻し、弾力性を向上させることが可能です。また、左右交互に多様な動きをすることで軸足、可動足と骨盤、体幹部のバランスと連動性を向上させ、重心移動の効率を高めます。さらに股関節のオープンクローズといった感覚の獲得にも有効です。
走る、投げる、打つといったあらゆる局面での、動きの向上に有効なマシンの一つです。